2007年11月20日 (火)

本格的な冷えのはじまり

今週から寒さが厳しくなり、冷え症の相談が増えてきました。

手足の冷えは当然のことですが、頭痛がする、胃痛が起きる、肩こりがひどくなった、手先がしびれるなどの関連症状も訴えられます。Touki

冷え症の原因は、水分が多い、血流が悪い、ストレスに弱く緊張状態が持続する方など様々ですが、いずれの場合も<婦宝当帰膠>がよく効きます。以前は体質によって<当帰芍薬散>や<当帰四逆加呉茱萸生姜湯>、<真武湯>などと選択して使い分けていましたが、結果からみると<婦宝当帰膠>が最も効果が高く、汎用性があり、多くの方に喜んでいただいています。

この薬は成分の70%がセリ科の植物<当帰>という生薬で、女性のための基本生薬として、冷えだけでなく、生理トラブルなどの改善を目的に、女性に必要な<補血>薬として重要な役割を果たします。先日の不妊症克服セミナーでは、講演いただきました<劉怜先生>が不妊に欠かせない漢方薬として紹介されていました。

さあ!これから<当帰>の出番です!

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2007年10月 9日 (火)

オリモノの話

女性相談で問診するとき、必ず聞く項目に「月経」と「オリモノ」があります。月経については皆様よく答えてくださいますが、オリモノは意外と答えにくいことがわかりました。「オリモノはありますか?」と尋ねると「さぁ~!よくわかりません!」と答えるかたが多いのです。時には「オリモノって何ですか?」と聞かれる方もいます。

そこで、オリモノについて簡単に説明します。

☆オリモノとは?

婦人の性器(卵管、子宮体部、頸管、膣)から出てくる分泌物です。一般にオリモノといえば、子宮頸管からのオリモノと膣からのオリモノをさします。

☆オリモノの量は?

個人差があり、それぞれの年代によっても差があります。健康な婦人のオリモノの量は、膣の内部を湿らす程度で、出ても下着にわずかにつく程度です。平均1日量は0,3~1、0ml、排卵期周辺で2,5~3,0mlに増量します。

☆オリモノの色は?

一般に乳白色か透明です。水様性でトローンとした粘りのある(牽絲状)オリモノが増えてきたら排卵期です。

☆なぜ、排卵のときに増えるのですか?

透明な粘液性のオリモノは子宮頚管からの分泌物で頸管粘液といいます。(膣からのオリモノはクリーム状か白色の糊状です。)オリモノは月経周期による卵巣ホルモンの周期的な変化に一致しています。排卵期になると頸管粘液はどんどん増え無色透明になりねばねばしたものから、さらさらした感じの分泌物になります。これは,精子が頸管内を通過しやすいようにするためです。

☆オリモノの日数、3・5・7理論とは?

月経日数とほぼ一致しています。月経日数は人により3日、5日、7日というリズムの違いがあります。このリズムが3日の人はオリモノの日数も3日以上、5日なら3~5日、7日なら5~7日という具合に合致していれば卵胞の発育や排卵には大きな問題はないと、周期療法の権威・夏桂成教授の話です。

☆オリモノに使う漢方薬は?

オリモノの多い方には<瀉火利湿顆粒>や<星火温胆湯>など利湿剤を使います。
また、オリモノが少ない方には<婦宝当帰膠>や<当帰芍薬散>など、体質により使い分けます。

是非、ご自分の「オリモノ」を再確認してみてください!

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