2011年11月 7日 (月)

受精卵のお引っ越し!新天地で着床してね。

本年になって受精卵のお引っ越しを4例ほど伺いました。

そうなのです。
Aクリニックに凍結保存している受精卵をBクリニックに移動(引っ越し)、Bクリニックで移植することになるのです。

Sさんは凍結卵があったのですが、その医院が御都合で廃業するため、移植か破棄の選択を迫られました。
悩んだSさんから相談を受けました。
Sさんは「今の状況よりも体調をよくして凍結してある卵を迎えたい」「ホルモン補充は体に合わないと」そんな強い気持ちを持っていましたので、自然に近い体外受精をしている医療機関を紹介し、Aクリニックの先生とBクリニックの先生が懇意なことから「お引っ越し」が成立し、SさんはBクリニックで移植し見事に着床したのでした。
もうすぐ産まれてきます。

KさんはCクリニックに凍結卵があり移植を考えていたのですが、家に近いDクリニックで移植をしたい旨話され、希望がかないDクリニックに「お引っ越し」。
念願かないDクリニックで移植されました。
KさんはCクリニックで用意されたを専用の容器を自分で運んで「お引っ越し」したようです。
Kさんも無事妊娠され、女児を出産されました。

Nさんは、Eクリニックで凍結した胚盤胞のお宝をFクリニックに「お引っ越し」したのです。
グレードもよく、妊娠への期待は大とウキウキして、移植の時期を待っているところです。
なんと、お引っ越しは宅急便でされたようですよ。

凄いですね。
今は「胚のお引っ越し」もできるのですね。
目をぱちくりさせて見守っているところです。

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2011年8月18日 (木)

「抗リン脂質抗体」3人目もやっぱり漢方薬で

Mさんから久しぶりの便りが届きました。
今から6年前、当時は30代前半の若々しいMさんがご来店されました。
「血栓ができやすい体質を改善したい」との御相談でした。

1度9週目で流産。
辛い思いをされました。
もともとプロラクチンが高いタイプで、潜在性高プロラクチン血証と言われています。
流産の原因は「抗リン脂質抗体で血栓ができやすい」とのことで、「なんとか体質を変えて無事出産したい」とご来店されたのでした。

漢方薬を服用して1ヵ月後妊娠されました。
今度は流産をしないよう少量の活血薬と免疫調整の薬、養血薬を服用してもらいました。
妊娠中は血栓予防としの漢方薬も服用していただき安胎薬も服用してもらいました。
そして爽やかな5月の季節に無事出産。
とてもうれしい報告でした。

次は2人目。
やはり流産が心配で漢方薬を希望。
服用して4ヶ月目に妊娠され、流産の心配もなく無事出産。

今度は3人目。
やはり流産の心配があり漢方薬を希望されてのお便りでした。
2回とも抗リン脂質抗体(カルジオリピン値が高い)で血栓ができやすく、漢方薬を服用して無事出産されたことを記憶され、3人目もとご希望されてきました。

うれしいですね。
漢方薬の力を信じて相談されることはとてもうれしいです。
3人目も無事授かりますよう一緒に取り組みましょうねMさん。

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2011年7月13日 (水)

「早発閉経[卵巣早衰]」漢方薬に最後の望みを託して

Yさん(30代後半)は先日、新幹線を乗り継いではるばる遠方から御相談に来られました。
暑い中、往復8時間の行程。
Yさんの必至の想いが伝わってきます。

結婚されて2年。
「早く赤ちゃんを授かりたい」との願いも、病院を受診するたびに「これでは…」と悲観的な資料を見せられ、とうとう漢方薬にすがる思いで来られました。

お話をうかがうと、2年前(結婚されて間もなく)激痛に襲われ「子宮内膜症」の診断を受け、手術を受けられました。
早く赤ちゃんを授かりたいと、有名な都内のクリニックを受診。
ホルモン調整しながら2度採卵を試みましたが卵がうまく育たず、FSHも60~120と上昇しE2の値が低いことから、「卵巣機能が著しく低下し回復は望めない」と診断を下されてしまいました。

「ホルモン治療でFSHは下げることはできても卵巣機能は回復しない」といわれ「早発閉経」といわれました。
6つの医療機関を回りました。
気になるAMHは3.6と低い数値で卵胞数も減っています。

Yさんも「早発閉経です」と言われてもまだ30代ですから、割り切れない思いでしょう。
このまま閉経しては若年寄りになってしまいます。
できるものならもう一度「性周期」をリセットしたいものです。Yさんの場合は両側の卵巣を手術などで侵襲していますので、機能低下もいたしかたないと思いますが、まだ、卵巣には受精可能な卵があると思われますので、漢方薬で頑張ることにしました。
【補腎・疏肝・寧心・安神】を基本にお薬を組み立てました。
E2が上昇しFSHが下降し卵が育ってくることをイメージし毎日せっせと煎じ薬を服用してもらう事にしました。
1年の長丁場ですが頑張ってもら得るようにサポートしていこうと思っています。
Yさん頑張りましょうね。

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2011年6月29日 (水)

AMH1以下でも漢方薬で妊娠 

最近医療機関でAMHを測定される方が多くなりました。
AMHは抗ミューラー管ホルモンのことで卵巣予備能とも言われています。

卵巣の中には生まれた時から原始卵胞という眠っている卵胞がたくさんあります。
其の卵が目覚めて排卵するまでに抗ミューラー管ホルモン(AMH)を分泌します。
前胞状卵胞という段階の数のことで、卵巣の中に卵胞がどのくらい残っているかを数値で見るものですが、低い数値ですと「卵胞の予備能が低い」ということになります。でも数は少なくても質の良い卵ができれば妊娠可能なのです。

Mさんは30代後半です。結婚されて8年。いろいろなことがあり子供のことまで考えられずにきました。
2年前から周りの状況が落ち着き、やっと子供のことを考えられるようになったそうです。

なかなか恵まれず不妊専門病院にかかりました。
年齢的なこともあり、急いで検査をしましょうと一通りの血液検査を受けました。
予想外にFSHの値が高く、E2の値が低いのに驚きでした。
しかもAMHの値は1以下でした。値を聞かされ頭の中が真っ白になったそうです。
でもやはり何としても赤ちゃんが欲しいと漢方薬を希望されてきました。

Mさんの体質は冷え症でストレスをためやすく睡眠の質がよくありません。
周期調節法>で体調を整えること6か月。思い切って再び不妊クリニックに行きました。
ホルモン数値も改善され「Drも良くなったな~」と誉めてくれました。
そして驚くほど順調にすすみ、アッというまに受精から着床、とうとう妊娠されたのでした。
AMHを聞かされ泣いた日々も今は懐かしい過去になりました。
我が子と元気で会える日もあと数日。
今、Mさんの人生が変わろうとしています。あきらめないで良かったですね。

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AMH1以下でも漢方薬で妊娠 

最近医療機関でAMHを測定される方が多くなりました。
AMHは抗ミューラー管ホルモンのことで卵巣予備能とも言われています。

卵巣の中には生まれた時から原始卵胞という眠っている卵胞がたくさんあります。
其の卵が目覚めて排卵するまでに抗ミューラー管ホルモン(AMH)を分泌します。
前胞状卵胞という段階の数のことで、卵巣の中に卵胞がどのくらい残っているかを数値で見るものですが、低い数値ですと「卵胞の予備能が低い」ということになります。でも数は少なくても質の良い卵ができれば妊娠可能なのです。

Mさんは30代後半です。結婚されて8年。いろいろなことがあり子供のことまで考えられずにきました。
2年前から周りの状況が落ち着き、やっと子供のことを考えられるようになったそうです。

なかなか恵まれず不妊専門病院にかかりました。
年齢的なこともあり、急いで検査をしましょうと一通りの血液検査を受けました。
予想外にFSHの値が高く、E2の値が低いのに驚きでした。
しかもAMHの値は1以下でした。値を聞かされ頭の中が真っ白になったそうです。
でもやはり何としても赤ちゃんが欲しいと漢方薬を希望されてきました。

Mさんの体質は冷え症でストレスをためやすく睡眠の質がよくありません。
<周期調節法>で体調を整えること6か月。思い切って再び不妊クリニックに行きました。
ホルモン数値も改善され「Drも良くなったな~」と誉めてくれました。
そして驚くほど順調にすすみ、アッというまに受精から着床、とうとう妊娠されたのでした。
AMHを聞かされ泣いた日々も今は懐かしい過去になりました。
我が子と元気で会える日もあと数日。
今、Mさんの人生が変わろうとしています。あきらめないで良かったですね。

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2011年6月17日 (金)

長期間同じ治療を続け、体外受精も数えきれないほど…これからの治療は?

2ヶ月前から御相談に来られているMさん(30歳後半)。
お話をうかがって驚きでした。

関西のあるクリニックに通われて10年。
そこで人工授精(AIH)20回以上、体外受精(IVF)は20回以上で正確な数字は分からない、というのです。
そして今回は3個の胚盤胞移植をされてきたそうです。
「一度に3個は多いですよね?」と尋ねられびっくりしました。
今は1週間後の判定を待っているところです。

しかし、10年間同じクリニックでまぁ同じような治療を根気よく続けてこられたのには驚きでした。
IVFは30回を超えてはいないが数えきれないというのです。

一般に不妊治療で良い結果が出ないときは皆さんどうしているのでしょうか?

医療機関を変えることもあるでしょう。
体外受精などからしばらく距離を置いて休まれることもあるでしょう。
違う視点から東洋医学(漢方薬・鍼灸)を取り入れることもあるでしょう。
気功や太極拳などの運動療法、リラクゼーションを始めることもあるでしょう。

高度生殖医療をただ漫然と続けても時間をただ費やしてしまい、無駄になっても辛いですね。

不妊カウンセリング学会で学んだ中で、
AIHは5回まで続けてみる
IVFは5回くらいまで続けてみる
(データによると5回までにはかなりの率で妊娠され、それ以降は妊娠率が低下するようです)

Mさんは10年間ただひたすらAIHとIVFを繰り返してきたのです。
ほとんど御自分のホルモン数値も御存じなく、Dr.の言われるままに忠実に通っていたのです。
そして今回、3個の胚盤胞を移植したのですが3個とも着床したらどうするのでしょうか?

Mさんは医療機関を変えることは毛頭なかったようです。
これからは今までの経過を教えてもらい、
これからどう判断して良いかの情報を提供しようと思います。

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2011年6月 3日 (金)

遺残卵胞と漢方薬

本日遠方からお越しのTさん。
40歳を超えてからのご結婚で、一日も早く赤ちゃんがほしいと不妊クリニックを受診されました。
不妊クリニックではTさんの年齢を考え早速排卵誘発剤を出だし、FSH製剤を注射、排卵を促しましたが、うまくいかず、リセットのために黄体ホルモンを出されました。

Tさんはそれを服用して、月経が始まってから不妊クリニックに行ってみますと、大きな卵胞が残っており、エストロゲンの値も高くなっておりました。
ドクターからは「遺残卵胞ですね」と言われ、治療のためピルを処方されました。Tさんはそれを服用すると胸が苦しくなり頭痛が生じてしまいました。

Tさんは、不妊クリニックに通い始めて4カ月。
早めの排卵、遺残卵胞、未破裂卵胞となかなか思うような周期が作れず、ホルモン剤を服用して反って体調が悪くなり、漢方薬に救いを求めてこられました。

「遺残卵胞」は年齢的に高い方に見られることが多く、またホルモン剤の排卵誘発によっても出現することがあります。
遺残卵胞があると新しい卵胞が育ちにくく邪魔になります。自然消失では時間がかかる為、医療機關では大体ピルで消失させているようです。
ピルで体調を壊す方もいられ、副作用で悩まれる方もいます。

漢方薬では遺残卵胞を「痰湿・お血」ととらえ、化痰薬や活血剤などを使って卵巣の中をきれいにするようにします。
よくつかわれるのがシベリア霊芝桂枝茯苓丸などたくさんありますが、体質に合わせて<周期調節法>で漢方薬を選択していきます。漢
方薬で卵巣や子宮のお掃除を助け、治療が順調にいくことが多く見られます。
「遺残卵胞」の治療に漢方薬が一役買っていますね。

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2011年6月 1日 (水)

「原因不明の不妊と漢方」1年半漢方薬を服用し続け得た幸せ

Yさんが当店に来られたのは1年半前。当時30歳半ばでした。
結婚されて5年経過していました。1度は妊娠されたものの残念な経過を踏んできました。

明らかな原因はなく、やや子宮内膜が厚い、卵胞の育ちがよくない、卵が小さい、卵管の通過性も異常なく、子宮内ポリープもなく、ホルモン数値は正常といわれながら、PCOSの治療でもあるパルス療法も受けてこられました。

これといった原因がないだけに、「妊娠しやすい体質にしよう」と御相談に来られました。
基礎体温表(BBT)も2相性になっていますが、時々高温期が17日になったり、LUFになっていることがありました。
低温期がやや高め、子宮内膜が厚いので「陰虚火旺」として捉え、<周期調節法>で低温期の安定を図りながらきれいな2相性をつくってきましたが、なかなかコウノトリが舞い降りてきません。

1年服用してもできなかったので不妊クリニックにご紹介しました。
卵管の通貨性、子宮内膜増殖症の有無、ポリープの有無などを調べてもらい、卵の成長を確認するためでした。
排卵前のエコーでは卵の育ちもよく、内膜も正常範囲、卵管も通っていました。
子宮ポリープが見つかりましたが後は何ら異常が見られず、西洋医学の治療と漢方薬の<東西コラボ>を始めました。

そして今回妊娠が判明しました。気持ち的にはもう少し早く妊娠されるのではと思っていましたので、待ちに待った「やっと!」の妊娠でした。
Drも「長かったね~!」と話されたそうですが、みんなの感想は一緒でした。

本当に良かったです。新しい年を3人で迎えることでしょう!

今回も6月はうれしいうれしいスタートになりました。


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2011年5月26日 (木)

「採卵すべきか?迷っています」…16㎜の採卵!

Kさん(40歳半ば)は電話の向こうで迷っています。
Kさんは結婚されてすぐ不妊クリニックに通何回かIVFにトライしましたがまだ念願が叶いません。
体調が思わしくなく2年前に御相談に来られ、体調を整えるために漢方薬を服用してきました。
年齢的なことも考え、再度不妊クリニックの診察を受け前向きに進めていく覚悟をしました。

今は、年齢的なことを考え卵巣に負担をかけず育ってきた卵を採卵しようとしています。
Kさんの電話は「月経周期10日目です。卵胞の大きさは13㎜で子宮内膜の厚さは9㎜、LHが上がってきているので排卵卵間際らしいです。E2は300近いです。
12日目に16㎜くらいで採卵の予定ですが大丈夫でしょうか?」
難しい判断をしなければなりませんね。
卵胞の大きさからいえば18㎜になったら排卵するかもしれません。16㎜の卵胞なら未熟卵かもしれません。
未熟卵では受精する可能性は「無」ではないかもしれません。
卵胞16㎜の採卵で受精し着床もし挙児を得た方もいるそうです。

私には判断がつかず、医師の判断にゆだねることをお話したのです。
Kさんの戸惑いが伝わってくるだけに難しいやり取りになりましたが、答えは結果で分かりますね。

Kさん、その後の状況を教えてくださいね。

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2011年5月23日 (月)

結婚は遅かったが赤ちゃんを産むために体つくりをしてきたのに・・・

44歳になったTさん。結婚は41歳でした。
「結婚したら赤ちゃんをすぐ産めるよう20代から食事、運動などに気をつけ、精神的にも肉体的にも丈夫な体つくりをしてきたのに…まだできないのです」と御相談に来られました。

結婚されすぐできると思っていたのになかなかできず、2年後には不妊クリニックの治療を受けることになりました。
1年間、たくさんの薬剤によるホルモン補充、痛い注射にも我慢して続けました。
6回の採卵で1回しかETできず、落ち込んでの来店でした。

運動がよいというのでジムに通い、食事に気をつけたほうがよいというので旬のものをとり、栄養バランスも考え、偏食をなくして養生してきたといいます。
経過から高齢であるため急いで治療を進めようとされていたようです。しかし最初は卵巣もいうことを聞いて機嫌良く働いていましたが、だんだんいうことをきかなくなり、今はふてくされているのかもしれません。採卵すら拒否しているかのようです。

少しホルモンのシャワーから身をさけ、ご自分でホルモン分泌ができるようアドバイスをしました。
これからは<周期調節法>で漢方薬の効果をより高め、卵巣機能を回復していけたらとお話しました。

赤ちゃんを授かりたくて結婚前から体つくりをしてきたTさん。その考え方と実践に良い結果が出ますよう応援したいと思います。

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