基礎体温が全体に高い
基礎体温が全般に高いケースはよく見られます。
低温期が36.7度近く。高温期は37.2~3度の高さになり、基礎体温表(BBT)を開いて思わず「わぁ~高い!」と声が出てしまいます。
昨日初めて来られたTさん37歳、Sさん43歳も体温が高く、体温表の上1/3に綺麗に治まっています。つまり低温期36.7度以上、高温期37.3度と体温表の下部2/3は空欄になっています。
「体温が高すぎますね」、「これでは質の良い卵は出来ませんね」とお話しすると、「何故わかるのですか?」と驚かれます。
お2人ともホルモン剤を使って誘発していますし、高温期には黄体ホルモン剤が投与されしっかり服用されています。
当店には「最近、良い卵が出来ないのです」、「卵ができても空砲です」、「授精しても分割が途中で止まってしまうのです」、「質の良い卵がほしいのです」という目的をもってこられます。
一般に基礎体温表が全体に高いのはあまり良い体調とはいえません。特に卵胞を育てる時期に体温が高いと卵の質を落とします。
卵が成長するのには適温がありますし、良い環境が必要です。
ホルモン剤を長期に渡り使用していくと高くなる傾向があります。黄体ホルモンを使うと体温が高くなり、次周期の月経開始が高いところから始まることになります。
漢方薬で体温を下げて、適温の中で卵胞が育つよう体調を整えていかなければなりません。
TさんもSさんにも、周期療法の処方をしました。
きっと6ヶ月頃には綺麗な2相性の基礎体温表になり、卵胞の成長も良くなることでしょう。
楽しみです。
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