友人の借金問題

私の高校時代の友人の話です。隠し事を全くしないほど仲の良い友人が悩んでいたので、ある日愚痴を聞くことになりました。

その友人は、何年も前に親の借金の連帯保証人になっていました。友人の親せきは理由があり頼めず、子供である友人が保証人になったということでした。友人の親は普通の金融業者だけにはとどまらず、国や都道府県に貸金業として登録していない、いわゆる闇金融にまで借金をしていたそうです。親は必至に返済をするも利子が膨らみ続け、ついには返済が間に合わず借金が膨らみ始めたそうです。借金が膨らみ続け、親がもしこのまま返済せずに寿命を迎えてしまったら借金が自分に降りかかるという事を恐れた友人は、何年か前から親の代わりに借金の返済を始めたそうです。今では昔に比べるとだいぶ返済に希望が持てる程度にはなったそうですが、自分で作ったわけでもない借金を一生懸命働いて返済することは、例え息抜きをしたとしても精神的に辛くなると言っていました。

 この話を聞いて、借金は時に自分だけではなく周りの大切な人にまで悪影響を及ぼす場合があると恐ろしくなりました。最近では軽々しく知人の間で金銭の貸し借りが行われていますが、軽い気持ちで作った借金が何かの弾みで子供や孫の代にまで苦労を掛けることになったら、後悔をしてもしきれません。こんな時代だからこそ、お金の大切さを子供の頃からしっかり伝えていくことが大切なのではないでしょうか。また、何が起こるかわからない世の中、何かあった時の為に少しずつ貯金の額を増やしていこうと考えさせられました。