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2006年6月23日 (金)

3つの黄色の力

「大黄」「黄芩」「黄連」の3つの「黄色」からなる「三黄瀉心湯」。単に「瀉心湯」ともいいます。

「黄色」の名のつく生薬は、ほぼ熱を冷ます作用があるものです。

「夏至」も過ぎた今の時期、「梅雨」ですので季節は「土用」になりますが、治療としては「土用の治療」も入れつつ、季節を先取りした「夏」の治療をするのが良い時期です。

ちょうど「夏至」の今週水曜日、月1回行われる「不妊治療の相談会」では、「卵胞期」に季節の先取りの処方が多くなされました。

外気の気温が上がっていくと、それにつれ、やはり体も同調し体温が上がります。しかし卵胞期の体温が36度5分以上になってしまうと、卵の育ちが悪くなる、と言われています。

なるべく暑い外気と同調しないように、体の中は卵の居心地が良いような低温にすべきなのです。

そこで使われたのが「三黄瀉心湯」です。

ただし、「貧血」「出血が続いている」「脈が弱い」「腹に力がない」などの症状を持つ人には使用できませんので、注意が必要です。

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