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2005年10月31日 (月)

コーヒーがダイエットに良い?

昨日放送された「あるある発掘大辞典」は、「コーヒーで痩せる!」というテーマでした。

コーヒーに含まれる成分が「褐色脂肪を燃焼させ、痩せやすくする」というものでした。さらにただ単に飲むのでは駄目で「飲み方」も重要なポイントである、ということでした。

そしてその飲み方とは・・・!

 ☆ブラックコーヒー(もしくはカフェオレ)で

 ☆ホットで

 ☆1日に4~5杯飲む

というものでした。その4~5杯のコーヒーは、3度の食後と3時のおやつ時、お風呂に入る前(もしくは運動する前)ということでした。

確かに食後にコーヒーを飲むと脂肪を流してくれ、消化を助けますので良いでしょう。「運動する前に、ブラックコーヒーを飲むと脂肪燃焼が良くなる」といったことは、以前ブームになりましたね。

ただコーヒーの「苦味」や「カフェイン」は、一時的には体を温めますが、結果的には「体を冷やす」ように働き、「冷え性」の方には良くありません。もちろん「妊娠中の方」や「妊娠を望む方」にも良くありません。

そういった方は、1日1杯程度ならともかく、1日に4~5杯などとは論外です。

確かに誤った情報ではありませんし、原理としてはダイエットに良いのでしょう。

しかし番組内でも「こんな方には注意が必要」ということで、「妊娠中の方」「胃腸の弱い方」「貧血の方」など注意書きが出ていたように、タイトルだけで飛びつかないように気をつけてください。せっかくの「恵まれるもの」も恵まれなくなってしまうかもしれません。

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2005年10月29日 (土)

不妊治療の続け方

病院での不妊治療は様々な治療方法があります。

ただ病院での不妊治療を受けて、どこまですべきなのか、いつまで続けるべきなのか、わからいまま10年、20年と続け、止めた途端に閉経し、更年期の症状が現れたのでまたホルモン治療を続けている、という話を聞きます。

初めに病院へ行くのは、不妊の原因を調べてもらうためでしょう。その結果、その原因を治すために「排卵誘発」「卵管手術・通水」「人工受精」などの治療法を選択していくわけですが、その治療をしたからといってなかなか成功しないのが現実です。

それらの一般不妊治療を「2年間」続けても成功しない場合、「体外受精」や「顕微授精」などの「生殖補助技術」の治療に移るのが良い、とされているようです。

しかし、もし年齢が40歳までであり時間的に余裕があれば「生殖補助技術」の治療に移る前に、体質改善の漢方薬をおススメします。体質改善をある程度されてからだと良い卵ができますので、そこで「生殖補助技術」に頼れば成功率が高くなります。

できれば2年間も一般の不妊治療を続ける前に、または続けながらでも漢方薬と出会って欲しいと思います。

2年間も「排卵誘発剤」のクロミッドなどに頼っていると、様々な弊害が出てきているはずです。是非、「少し立ち止まる期間」をお持ちください。

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2005年10月28日 (金)

人間が人間らしくあるために

本日、5人の方に文化勲章が贈られました。

その中に94歳になる医師の日野原重明先生がおられました。日本で一番忙しい90歳代、と言われるほど朝から晩までの過密なスケジュールを毎日こなされています。昼食もおやつと言ってもよいくらいとても簡単なもの。

それでも元気に仕事をこなされています。

こんな元気なお姿を見ていると、いつまでも元気で居られるようにするためには「夜は早く寝ること」「バランスの取れた食事をすること」・・・などといったアドバイスをしていることに少し躊躇いを感じたりします。

しかし、「日野原先生は特別」ということで、皆様は決して真似をしないようにお気をつけください。やっぱり元気でいるためには、生活習慣を正すことが一番です!

そんな多忙な日野原先生がずっと訴え続けておられること。

「患者自身が自分の健康を守る患者参加型医療の重要性」です。

近代医学が日々進んでいく科学の力を過信し過ぎて、人間の体の構造や仕組み、遺伝子などばかりを見て、人間の生命全体を見ることを忘れてしまっている医療に疑問を抱き続けて来られました。

近代医療の意のままになってしまい受身の姿勢になっている患者を、医療の場へ参加させ、最後まで人間らしく生きるために生命の質の向上を目指すために共に実践と啓発を重ねても来られました。

だんだん「患者が医師や受ける医療を選ぶ時代がやってきた」といえども、まだまだ現実は「受身の医療」と感じることが多いものです。

今進化しつつある高度医療の中でも「不妊治療」の分野は、特にその進化は目まぐるしいものです。だからこそ、患者側が本当に自分達が望んでいる医療をしっかりと選んでほしいものです。

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2005年10月26日 (水)

風邪ひくことは学習である

今日は第3回目の「ひよこママの会」でした。

参加くださったのは、6ヶ月から11ヶ月までのお子様達とそのママとパパ達でした。

6ヶ月のお子様は、まだ「赤ちゃん」という感じでしたが、11ヶ月になるともう「子供」という感じで、5ヶ月でこれほどまでにも印象が違うことに、子供の成長の早さを改めて感じました。

本日もベテランの小児科の橋本加津代先生と看護師の青山ミワさんが、新米のママとパパの悩みに答えてくれました。

そんな中で、これからの「風邪の季節」にぴったりのお話を紹介します。

産まれてから6ヶ月まではお母さんの母乳から免疫力をもらっているので、風邪はひかないのですが、6ヶ月~3歳までは何度も何度も風邪をひく時期になります。

特に「保育所」や「幼稚園」に行くようになったその1年間は、「風邪ばかりひいている」といった状態になります。

しかし、これは風邪をひくことによりその都度免疫力が高まり、強い子になっていくための過程なのです。「風邪をひくことで、学習している」と思って、風邪ばかりひいている我が子をあまり心配しないようにしてください。

熱に関しても、41度を超えるような熱は下げないといけませんが、39度くらいの熱であれば、その熱が出ることでどんどん免疫力が高まり強くなっていきますので、すぐに「熱さまし」のお薬を飲ますようなことはしないでください。

40度以下の熱で脳がどうにかなることは、まずありません。熱が出たことがきっかけで脳に何らかの障害が出た場合は、それは遺伝的に初めからその原因が脳にあったからだと言われます。

後に我が子が元気に育ってくれるためには、ポイントだけ押さえてあまり過保護にしないようにすることが大切ですね。

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2005年10月25日 (火)

体調崩した2年間

34歳Tさん。何に対しても一所懸命になってしまうタイプ。

2年半前にかなりの期待をかけられて、責任ある仕事を任されました。Tさんは張り切って、自分のことは犠牲にしても朝から晩まで寝ている間も仕事のことばかり考えて、仕事に没頭していました。

結果としてTさんの任されたプロジェクトは1年で軌道に乗り、売り上げも確実に上がってきていました。

ところが気がつくとTさん自身は、生理が飛ぶ月があったり、生理が月2回来ることもあるような体になっていました。今となってはその仕事はTさんにとって、「生きがい」のようになってしまっているために、その仕事があるとがんばってしまう、しかしがんばりすぎると体調がどんどん崩れていく・・・という筋書きができあがってしまっていました。

仕事が軌道に乗った33歳くらいから「子供」のことを考え始めたのですが、こんな状態で恵まれるはずもなく時は過ぎていきました。

「仕事が軌道になったからそのうち体調も良くなるだろう」と思っていたのが、「がんばりすぎてしまう」筋書きから抜け出せず、基礎体温も波状型で全体的に高めになってきました。

「全体的に高め」というのは、つまり「陰虚」がどんどん進んでいるという証拠です。

心身ともに「先天の気」を使いすぎたために「陰虚」が進んでしまったのです。

「2年間」という年月は、体調を崩すには十分すぎました。

Tさんは崩した体調を取りもどすために、半年前よりそのプロジェクトから外れました。そして2ヶ月前より「瀉火補腎丸」と「杞菊地黄丸」の漢方薬を服用されています。

「2年間」かけて崩した体調は、同じだけの時間をかけないと取り戻せません。しかし、漢方薬や鍼灸治療により、その取り戻す時間は短くすることは可能でしょう。きっと2年もかからずに良い結果が得られることでしょう。

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2005年10月22日 (土)

冠元顆粒の作用

現代人には『「冷え性」で困っている』と言われる方が多くいらっしゃいます。

原因は人により様々ですが、

 ☆夏に暖かい「陽気」を養うはずの時期に「クーラーの効き過ぎた室内で過ごす時間が半日以上ある」

 ☆適度な運動を毎日行っていない(つまりは運動不足)

 ☆季節に外れた食べ物を採る

 ☆バランスの良い食事が出来ていない

などが主な原因でしょう。

そのような人は、特に「抹消の血流」が悪く、滞っているために「冷え性」という症状が出ていることが多くあります。この場合には、「婦宝当帰膠」と「冠元顆粒」をセットでお勧めします。

これらの組み合わせはとても相性が良く、相乗効果で「冷え性」を改善してくれます。生理不順で生理が来ないような人にもこの処方は使われます。

ただこれらを紹介したときに、「婦宝当帰膠」の商品の説明は「貧血・冷え症 / 生理不順」となっているので良いのですが、「冠元顆粒」に関しては「高血圧・動悸・息切れ」となっているために、

「私は高血圧でもないのに、こんな薬は必要なのでしょうか」

といったことをよく聞かれます。

ある商品の説明に関して、様々な症状に対しての万能の記述をすることはできません。従って「冠元顆粒」のように「冷え性」には全く関係ない症状が記述されているものは多くあります。「冠元顆粒」はその他の症状として、「月経期」や「排卵期」にも使用されますが、ますます関係ないお薬のように思えるでしょう。

このように症状の記述とご自分の症状を比べられると、首を傾げたくなるものは多くあることでしょう。決して間違った処方をしているわけでもなく、記述が間違っているわけでもありません。疑問を感じられたら、どうぞお尋ねください。

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2005年10月21日 (金)

環境ホルモンの影響

「環境ホルモン」つまり「内分泌撹乱物質」は、知らず知らずのうちに私達の体に悪影響を及ぼすものです。

「知らず知らず」というのが一番恐ろしく、気がついたときにはそれにより体が侵されていて、何らかの障害として現れている、といったことになりかねないものです。

今、世の中は様々な「内分泌撹乱物質」に溢れています。代表的なものとしては「ダイオキシン」がそれに当たります。女性ホルモンである「エストロゲン」に似た作用や拮抗する作用と示すと言われています。

最近若い女性に多い「子宮内膜症」。これは、子宮内膜と呼ばれる組織が子宮内膣以外の部位に発生し増殖する病気です。

子宮内膜は、「エストロゲン」の作用で増殖するものですが、

『今の世の中で撹乱している「内分泌撹乱物質」による影響で、子宮内膜症が増えているのではないか?!』

いう見方もあるようですが、これほど化学や医学が発達したこの世の中でも「知らず知らず」の現象に対してはまだまだ確信には至らずにあるのです。

しかし、確信に至らずとも、明らかに可能性の大きい「危険」に対しては、避けられるものであれば避けていきたいものです。

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2005年10月19日 (水)

命を授かったお顔

今日は月1回行っている「不妊相談会の日」です。

今日も昼の1時から5時までの時間帯で、26人の方が当店を訪れました。

妊娠されたFさんは、今月で6ヶ月目に入り順調であるとのこと。他人から見てももう妊婦さんとわかるくらいお腹が出てきていましたし、お顔もだんだんと「やさしいお母さんの顔」になってきているのが見て取れました。

ほんとに嬉しい限りです。

Fさんは当店に来られる前は、ホルモンによる不妊治療をされ、「今度は体外受精にしましょう」とまで病院からは言われていましたので、来店された際にはどちらかと言うと「焦り」と「不安」でいっぱいのお顔をされていました。

それが今は「やさしいゆとりのあるお顔」にすっかり変わられたのです!

これが「命を授かったお顔なのだ」、と改めて感じました。

とても良いお顔です。

早く皆様にもこんな素敵な顔になってもらうために、日々私達は努めています。

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2005年10月18日 (火)

他国での保育園事情

日本の保育園事情はどうなのでしょうか。もしかして保育園事情が悪いために、出生率が下がっているのではないでしょうか?

出生率が1番高いのは、「アイルランド」、その次に高いのは、「フランス」のようです。

その2番目の「フランス」の保育園事情について調べてみると、保育園が十分に整備され、出産後も女性が働き続ける環境が整っているため、実際に働き続ける女性が多いようです。

その結果、共働きで家計に余裕があるために、「出生率が高い」とも言われています。

「出生率が高い」ことは、それだけが要因ではないでしょうが、それも一理あるでしょう。

日本も女性が「気持ちよく働き続けられる環境作り」を早く確立してほしいものです。それができないと、少子化を食い止めることはできないかもしれません。

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2005年10月17日 (月)

麻疹・風疹の予防接種

平成18年4月1日より「麻疹」「風疹」の予防接種の受け方が変わります。まだ接種していない乳幼児のお子様をお持ちのお母様は、お早めに接種に連れて行ってください。

変更される内容は以下のものです。

 ☆「麻疹」と「風疹」のワクチンが今まで別々でしたが、混合のワクチンに変わります。

 ☆対象年齢が第1期(生後、12ヶ月以上24ヶ月未満)と第2期(小学校就学前の1年間)に分かれ、各期に1回ずつ計2回の接種になります。(現在は生後12ヶ月以上7歳6ヶ月未満に「麻疹」と「風疹」を1回ずつ接種)

ただし、それまでに「麻疹」や「風疹」のどちらか1方でも接種したお子様は、混合ワクチンの対象とならないようです。

対象とならなかったお子様は、平成18年の4月1日より任意接種となりますので、平成18年の3月31日までに、現在の規定の予防接種を受けられることをおススメします。

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2005年10月15日 (土)

にきびと脾経のお灸

33歳Yさん。青春時代に「にきび」で悩まされることがなかったのに、25歳を過ぎたくらいから顔全体に出る「にきび」に悩まされるようになりました。

出産後に体質が変わり、そのようになることがありますが、Yさんの場合は結婚前からのようですので、何らかのことがYさんの体質を変えてしまったことが原因のようです。(出産後に体質が変わった結果、出てきた症状は原因がわかりやすいですので、是非早めにご相談ください。)

ではその「何らかのこと」とは一体何だったのでしょうか?

Yさんには見覚えがないようですのではっきりとは言い難いのですが、東洋医学的に言えば、「脾経」の「運化作用」が衰えた結果、血の流れが悪くなり、悪いものが溜まりやすい体質になってしまったと考えられます。

また、五行の表に当てはめると、母である「脾経」が衰えると、その子である「肺経」も弱ってしまい、その「肺経」の症状の現れるところの「皮膚」に「にきび」という症状が出たのでしょう。

Yさんの「脾経」はペコペコして力がありません。Yさんの場合は、「にきび」をまず根本から治すには、「脾経」を強めることが大切です。ただ皮膚表面の「にきび」の部分は、「熱」を持っているので熱を冷まさないとなりません。

従って、Yさんに行った治療は2点です。

 ☆「黄柏」「黄連」などの入った煎じ薬を服用してもらうこと

 ☆「脾経」の「三陰交」に毎日お灸をしてもらうこと

以上の2点を行ってもらい2ヶ月目。

「脾経」に力が出てくると同時に、顔のお肌の赤みもなくなり、酷かったほっぺたの真ん中以外は「にきび」のない白い肌が見え始めてきました。

以前のようなツルツルのお肌を取り戻せる日は近いです!もう少し続けて行きましょう!

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2005年10月14日 (金)

体力が低下している子供たち

最近の日本の子供は体力が低下しているといいます。「瞬発力」「持久力」ばかりでなく、「平衡感覚」なども衰えてきているようです。

その原因の1つに、「外で遊ぶ時間が少なくなった」ということがあげられています。

「お塾」がブームの今の時代、習い事や学習塾で外で遊ぶ時間がなかったり、ゲームがブームの今の時代、家の中でゲームやパソコンに時間を費やしているために、外で「体を使っての遊び」をしなくなった結果と言えます。

統計の結果、20年前に比べて小学生が外で遊ぶ時間が半分程度までに減っているようです。

そうなってしまったことの背景には、昔なら足を浸して遊ぶことのできた溝は、今では危険防止のためにほとんど蓋をされていたり、草むらやガタガタ道がなくなったり、遊ぼうと思っているのに「砂場」にシートを被せられていたり・・・、と子供が遊ぶ場が少なくなってしまったことも原因でしょう。

しかし、いくらでも外には遊び場はたくさんあるはず。

もっと太陽を浴びて、元気いっぱい怪我をしながら外で遊んでほしいですね。そういった遊びをしているうちに、「してはいけないこと」や「手加減すること」を学び、「創造力」が生まれ、「社会の上下関係の秩序」なども身についていくものです。

是非子供には、塾などで学ぶ「頭の知恵や技術」だけではなく、「生きるための知恵や技術、そして体力」も身につけてほしいです。地球温暖化の進むこれからの世の中、机上の知識だけでは生きられない時代がやってくるかもしれません。

これかの世の中を担う子供達には、もっと逞しくなってもらうために、子供は子供らしく元気に外で遊ばせてください。

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2005年10月12日 (水)

海外居住の思わぬストレス

アメリカ在住の35歳Yさん。4歳になるお子様を出産された時は日本に在住されていましたが、その後ご主人のアメリカ赴任のため家族でアメリカに居住することとなりました。

アメリカに居住され、上のお子様が2歳になったのをきっかけに2人目を計画されましたが、なかなか恵まれず約2年が経ちました。

病院に行くのも抵抗があり、迷っていた矢先に当店のサイトを見つけられ、お問合せをいただきました。

そんなYさんの基礎体温は、低温期が高めで長め、波状型で安定せず、高温期は少し短めです。このことより、「多嚢胞性卵巣の疑い」「排卵がスムーズに行っていない」「黄体機能不全」ということがわかります。

ただ、Yさんの場合だと、病院に行って検査をされても検査自体には悪い結果は出ないほどの乱れです。

後は、東洋医学的な見立てでYさんは、「冷え」「むくみ」「だるい」「血色が悪い」「舌に歯痕がある」「便秘」「寝つきが悪い」「生理痛が酷い」などの症状より、「気血不足」「腎陽虚」「お血」と捉えられます。

Yさんには、 婦宝当帰膠、 血府逐お丸、杞菊地黄丸 などを使っていただきました。

ただYさんの場合は、アメリカに居住されたことがストレスとなり、それがかなり体調に影響されていると思われます。本人は気が付かなくても「環境が変わる」ということだけでも体にはかなりのストレスとなります。ましてや言葉の通じにくい外国となると尚更です。

そのような本人が気付かないストレスが原因で、毎晩TVを見ているリラックスした状態であるにも関わらず心臓鼓動が激しくなり、冷や汗が出る「パニック様症状」が出て困っているという日本に5年間在住していたオーストラリアの方がおられました。

そのような症状が出てしまった方には、感応丸気などを服用したりします。

「気付かないストレス」にも気をつけてください。体は必ずそのストレスに反応して信号を発しているはずです。それに気付いてゆったりと過ごせるようにしてください。

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2005年10月11日 (火)

鉄欠乏性貧血

28歳Sさん。眼瞼に出来た脂肪を取ってもらった時、過度の緊張状態に陥いり、治療後お薬をもらうため待っていた待合室にて気を失って倒れました。

その時、Sさんの血圧は上が80ほどになっていて、冷や汗をかいていました。「そんなことで倒れるのはおかしい」と、たまたま病院にいたこともあり、血液検査を受けると、結果は「鉄欠乏性貧血」。

鉄分の溜め池のようなものである「フェリチン」も低い値で、干からびた状態になっていました。

Sさん本人は、今まで自覚症状は全くなく、どちらかと言えば、人一倍元気に動き回るタイプだったためにその結果にびっくり!

しかし、よく考えてみると、高校1年生までは持久走が大得意だったのに高校2年生から突然体力が落ち、走れなくなったり、大学時代もクラブでのランニングがとても辛くなっていたのです。Sさんは単なる「少し肉がついて重たくなったせい」と思っていたのですが、そうではなかったことが28歳になってようやく判明したのです。

思えば、Sさんは中学2年生の青春時代に過度のダイエットをして、1年間ほど生理がなくなったことがありました。成長期のそんな大切な時期に栄養の偏った食事をしたために、体にこんなにも負担をかけていたなんて思いもしませんでした。

このような若い時代にしてしまった体への打撃が、後の健康をこんなにも崩してしまっていたのです。もし、お子様や育ち盛りの若者が過度のダイエットをしている時は、注意をしてください。後々、不妊症にならないように。

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2005年10月 8日 (土)

感激の涙

9ヶ月前に女の子を出産された35歳のKさんは、「出産時の感激」を昨日のことのように思い出され、涙ぐんでおられました。

結婚5年目で不妊に悩んでいたKさんは、1年間の漢方薬服用の末に、妊娠されたのです。Kさんの場合は、妊娠されてからも楽ではなく、半年ほど酷い悪阻に悩まされ、5Kgも痩せてしまったほどでした。

ただ、妊娠前から貧血でいつも血液検査に引っかかっていたのが、漢方薬にて数値も大丈夫になっていたこともあり、妊娠中は貧血に悩まされることはありませんでした。

そして10月経った出産の時。

陣痛が始まったのは夜中の3時半。それから延々と長い時間が経ち、やっと女の子を出産したのは次の日の夕方でした。

 「無事に元気に産まれて良かった」

Kさんも分娩に立ち会ったパパも、ただその一言に尽きるおもいでした。

あれから9ヶ月、Kさんは我が子を見つめながら、

 「漢方を飲んで良かった」

と目を潤ませてにっこり笑いながら感激のストーリーを私達に話してくださいました。

もっともっとたくさんの人に、Kさんのような素敵な「感激の涙」を流してほしいです。

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2005年10月 7日 (金)

30歳半ばから

古典の書物に、男性は「8の倍数」、女性は「7の倍数」の歳に節目があり、変化していくものである、と記されています。

ちょうど35歳を過ぎた辺りより、女性はホルモンのバランスが崩れ始め、様々な症状が出ることがあります。

更年期には早いはずのこの時期に、その様な症状が出て、更年期障害と捉えられる場合もあるといいます。

もうすぐ40歳になるHさんは、OLとして会社で働きだしてから18年目。年始に昇格試験を受け、春より管理職になり部下を持つようになりました。

どちらかと言うとスマートに仕事をこなしていくタイプだったHさんですが、夏頃より起床時には体がだるく、職場でも集中力に欠け、すぐにイライラし、部下を怒鳴っている自分に気づくことが多くなりました。そんな自分に苛立ちを覚え、悩んでいるうちに熟睡できなくなってしまいました。

このようなHさんのような症状は、更年期障害の可能性があるといいます。本来であれば閉経前後の5年間ほどを更年期と呼ぶのですが、35歳を過ぎた辺りの女性ホルモンが崩れ始めた時期にも更年期様症状がでる場合があるのです。

もし、そのような症状を感じたら、産婦人科でホルモンバランスを調べてください。更年期障害がでる時期にしては早すぎます。早めのケアが必要です。もちろん、こんな時にも漢方は強い見方です。是非、ご相談ください。

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2005年10月 5日 (水)

へその緒が繋がるところ

「へその緒」は、胎児が体内にいる時に、母親より生命力を受け継ぐ緒です。

その「へその緒」が繋がるところは「おへそ」同士。そこは「神闕(しんけつ)」という名のツボです。

「神」は、天の神、生命力、精神、霊妙不思議なもの、測り知れないところの変化、などを意味します。

「闕」は、楼門、楼台、隙間、ふさぐ、重要なところ、などの意味があります。

へその孔が「神闕」と名づけられたのは、胎児に栄養を送ることはもちろんのこと、神気(現代の遺伝子の伝達に当たる)の行き通う門戸で、その変化は不可思議で測り知れないこと、からだそうです。

おへその孔のこのツボは、母親と胎児を結ぶ命のパイプです。産まれた後は、閉じて塞がっていますが、とても大切で、とてもデリケートなツボなのです。

昔、「おへそのゴマ」を取って遊ぼうとしたら、

「おへそのゴマを取ったら、風邪ひくよ!」

と怒られたものです。

昔の人は「おへそは繊細なところ」ということを、経験上良く知っていたのでしょう。

「神闕」は胃腸を整えたり、腹痛を和らげたり、浮腫や下痢の症状を改善したりするときに使うツボです。

従って、過剰に刺激をすると反対に、胃腸の調子が悪くなったり、腹痛が起きたり、下痢になったりするのです。

「おへそ」は産まれてからも大切なところです。あまり刺激しすぎたりしないように気をつけてください。

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2005年10月 4日 (火)

体外受精(IVF)の結果

37歳のYさん。結婚10年目。

結婚5年目に1人目を出産され、その後2人目を希望されていましたが3年間妊娠せず、2年前にやっと妊娠したのですが流産し、それ以来妊娠しなくなりました。

もともと「抗リン脂質抗体」が陽性で、「高プロラクチン血症」であったYさんは、1人目も排卵誘発剤の「クロミッド」、高プロラクチン血症の「アップノール」、抗血栓症の注射による手助けにて出産されました。

2人目も同様の治療にて妊娠を希望されていたのですが、2年前の流産を境にして妊娠すらできなくなってしまいました。

この夏に問い合わせをくださった時のYさんの基礎体温表は、約6年間のホルモン治療により、ホルモンへの効き目が低下したものになっていました。

つまり、「卵胞期の高い体温」、「クロミッドによる早めの排卵」、「波状型の高温期」、というものです。

 ☆「卵胞期の体温が高め」であると、質の良い卵ができにくくなります。

 ☆「早めの排卵」は、しっかりと卵が育っていないかもしれません。

 ☆「高温期が波状型」であるのは、卵が着床し育っていくのにとても不安定です。

それらを改善するために、「卵胞期」と「高温期」に重きを置いたお薬を処方しました。

それらに併せて月経期、排卵期のお薬も処方した結果、1周期を服用後には、低温期、高温期ともに波状型が安定してきました。

このまま3周期ほど続けていけば、質の良い卵ができる可能性があったのですが、2周期目に、体外受精(IVF)の計画をされました。

そして2周期目、漢方薬を服用しつつ採卵し、胚移植となりました。

しかし、胚移植後2週間目に出血!

残念な結果となったのです。

ただ、漢方服用後、生理も今までであればダラダラと長く続いていたのが6日で終了するようになり、体温も安定しだし、生理痛もなくなり、血塊もなかった、などと数多くのことが改善されてきています。

ですので、もう少し焦らずに3周期ほどゆっくり漢方とお付き合いしてもらえていれば、良い結果が得られていたかもしれません。治療を焦ることで、せっかくのチャンスを逃し、体に負担をかけることになってしまいます。決して焦らずに、前向きに治療に取り組んでください。

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2005年10月 3日 (月)

人工授精(AIH)、体外受精(IVF)をされる人へ

たくさんの不妊相談の中で、病院での治療を長年していたけれどもなかなか恵まれない人が次の手段として漢方薬を望まれる、という割合が大きいです。

やはり、初めは病院へ行き検査を受け、結果として何らかの障害があった場合、薬などによる治療が始まり、そのまま年月が経つ、というパターンが多いものです。

「多嚢胞性卵巣症候群」と診断された32歳のCさん。結婚暦5年。

1年間、排卵誘発剤のクロミッドを飲み続けた結果、クロミッドでは卵が育たなくなりました。数ヶ月も卵巣に刺激を与えすぎたために、過剰卵巣刺激症候群(OHSS)になってしまったのです。

次の手段として、体外受精をしようとしても卵が育たない、または卵の質が悪いために体外受精ができなかったり、行っても無駄になってしまうことになります。

是非、少しホルモン剤による治療を休み、質の良い卵が育つように漢方薬のみを服用する期間を持って欲しいのですが、「病院での治療から離れたくない」と言われる人も多いものです。

そのような場合、病院での治療費もかなりのものになりますので、漢方薬にあまり多くの費用を当てられないということで、卵を育てる時期である「卵胞期」だけでも漢方薬を服用することをおススメしています。

Cさんの場合も、「婦宝当帰膠」をベースとして、卵の育つ「卵胞期」のお薬をしっかり服用していただくことにしました。

ホルモン剤により「腎陰虚(じんいんきょ)」傾向になり、卵の質が悪くなってしまったCさんの卵胞期のお薬は、「杞菊地黄丸」、「瀉火補腎丸」と「シベリア霊芝錠」です。

これらの漢方薬にて、質の良い元気な卵を育て、次の人工授精や体外受精に望んでほしいものです。何回もお金をかけて人工的な授精をしても、質の良い卵でなければその後、育ってくれません。

せめて「卵胞期」だけでも漢方薬をお試しになられませんか?

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2005年10月 1日 (土)

子宮筋腫の新治療法

最近「子宮内膜症」や「子宮筋腫がある」と言われる女性が多くなってきているように思われます。これは、晩婚社会、晩産社会の現れでしょうか?それとも食生活でしょうか?

「子宮筋腫」とは、良性の腫瘍が子宮壁の内側、壁の中もしくは外側にできて、特に内側にできた場合は、月経過多などの症状が出て、時に過度の貧血に陥ったりし、生活に支障を来たします。

今までは、このように出来た腫瘍は、手術にて摘出するのが一般的でした。どんな小さな手術にしても「体を切る」ということは、体に負担がかかります。

そこで最近は、薬により腫瘍に栄養が行かないようにし、腫瘍を縮小させたり、腫瘍に超音波を当てて治療をする方法が取られ、体に負担の少ないようにする新治療法が行われてきています。

薬による治療法が「子宮動脈塞栓術(UAE)」といい、超音波による治療法が「MRガイド下集束超音波手術(FUS)」といいます。

それらの治療法は、体への負担が少なく治療時間も短いために、時間のない人にはかなり助かる治療法であると言えます。

ただ、今のところ、保険が適用されないために、それぞれ何十万もの治療費が掛かってしまいます。また、この治療法が「妊娠を希望する人の体」にどの様な影響があるのかも今のところわかっていません。

まだまだ課題の残る「新治療法」ですが、体を切らずに治す方法は画期的です。「体を切る」ことで、「体に負担がかかる」というだけでなく、東洋医学でいう「経絡(けいらく)」を寸断してしまうことになります。切った部分は、見かけ上はくっつきますが、経絡は寸断されたままになってしまいます。つまりその経絡の「流れ」が悪くなってしまうわけです。

なるべく切らないでいけるものであれば、大切な経絡は切らないでいてほしいです。「流れ」を寸断すると、今まで通りにはいかなくなってしまいます。

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