« 2005年6月 | トップページ | 2005年8月 »

2005年7月30日 (土)

中医学でもっと綺麗に

本日、大阪「朝日生命ホール」にて日本中医薬研究会主催の「中医学でもっとキレイにすこやかに」と題して「女性のための漢方レッスン」のセミナーが開かれました。

「漢方レッスン」は3つのレッスンに分かれていて、それぞれのレッスンで「中医学とは」「なぜ中医学なのか」「周期療法とは」などがわかりやすく説明されました。

その中でも医師である別府正志先生が、お話された内容がとても印象的でした。

西洋医学は病名治療であるのに対し、2千年も前から中医学はオーダーメイド医療を行っているということ、

西洋医学は最近になってそのオーダーメイド医療を始めたが、それは特定の遺伝子に病原がある場合にのみなされている医療であること、

中国では、中医薬大学にて専門の漢方医を育てているが、専門を選ぶのに「婦人科」がとても人気があり、その理由は、「婦人科」が確実に漢方で良くなり、「良くなる」=「名医」になれる、ということにより人気があるということ、

などがとても興味深い話でした。

専門を選ぶ時の中国の例からも言えるように、中医学に基づく「漢方治療」が「婦人科」の症例に非常に効果的である、ということは言うまでもありません。

「個人」をしっかり診て、その「個人」にあったオーダーメイドの治療が「婦人科」にはとても必要なことです。それが可能な中医学の治療は、ますますこれから求められるようになることでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年7月29日 (金)

高プロラクチン血症

2人のお子様を出産後に高プロラクチン血症になられた40歳のAさん。

下のお子様が4歳になるというのに、高プロラクチン血症のために生理は止まったままで、母乳が出ていました。男性ホルモンも通常の倍ほどの値。

来店されたのは、1ヶ月半前の6月半ば。

1ヵ月半の間、「婦宝当帰膠」を1日2回と「炒麦芽」を1日2包ずつ服用していただいていました。

それらを服用されて2週間後、今までなかった生理が来ました。量は少なかったものの、9ヶ月ぶりの生理でした。

そして、9ヶ月ぶりの生理より25日目に、前回よりも量の多い生理がきました。それに加え、今まで出ていた母乳がすっかり出なくなり、舌の歯型もなくなり、体のだるさもなくなり、肌つやも戻ってきました。

服用後、1ヵ月半で早くに改善されました。病院でのホルモン治療とは異なり、もともと持っている自分の力を目覚めさせ、自然な形で正常に機能が働くように導くことができましたので、結果として、期待していなかった「だるさ」や「肌つや」の改善までできました。

こういった場合も、是非、ホルモン治療だけに頼らずに、漢方薬も選択の一つにしてみてください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年7月27日 (水)

「声かけ」の大切さ

本日昼から約2時間にわたり、小児科の先生を交えての「ひよこママの会」と題しての「子育て相談会」を開きました。

本日、会に参加されたのは、生後3~5ヶ月のお子様とそのパパとママ達です。

月例が合っていないと、発育も質問も悩みも異なってきますので、今回はこの月例のお子様達をお招きしました。また再来月には、違う月例のお子様達を持つパパとママに声をかける予定です。

この時期の発育状況のチェック方法(首が据わっているかなど)、やっておくべき予防接種、首が据わるようにする練習方法、抱っこせずに泣き止ませる方法など実践を交えての講義に加え、ひよこママからの質問に答えるなど内容の濃いものとなりました。

その講義の中で一番印象に残った言葉。

「子供への【声かけ】はとても大切なことです。これは0歳児からでも言えることで、話が出来なくても【ちゃんと出来たね】【上手だね】と褒めてあげることが大切です。乳児の時期にしていた【声かけ】がその子のその後の人格形成に大きく関わってきます。」

この時期の親の「愛情」が、その子にどれだけ注がれたか、その子の心をどれだけ満たすことができたか、がその子が大きくなって「他人にどれだけ愛情を与えられる人間になるか」、に関わってくるのでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年7月26日 (火)

ひよこママの会

当店で不妊の漢方治療をされて無事出産されたママ達をサポートする会を作りました。

名づけて「ひよこママの会」。

出産までも大変でしたが、出産後も育児でわからないことばかり。

様々な「悩み」や病院で相談するほどでもないことだけれども「疑問に感じていること」、「心配ごと」を気軽に小児科の先生に伺える場を設けようとしたものです。

明日が初回の開催日となります。当日は小児科の先生を招いています。様々なひよこママの疑問に答えてくださることでしょう。

今後も季節に1回ほどのペースで、この会を続けていく予定です。出産までのサポートだけでなく、出産後のサポートにも力を入れ、安心して子育てをしてもらえるような「相談の場」を築いていこうと考えています。

「ひよこママの会」の熟練の先生方のご指導のもとで、免疫力がしっかりついた、元気で丈夫な良い子に育つこと間違いなしです!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年7月25日 (月)

初めを振り返って

不妊治療を続け、やっと妊娠し10月10日を経て無事出産し、女の子を授かった34歳Tさん。毎日子育てに奮闘しながら気がつくと、1年半が過ぎていました。

1年半のSちゃんは、だんだん知恵がつき、自我が目覚めてきて、言うことを聞いてくれないことが多くなってきました。Tさんは何度もヒステリックに怒りそうになっては、「我慢、我慢」と自分に言い聞かせ、でも頭の中はイライラ感でいっぱいに。

やっとSちゃんを授かった頃は、「元気に産まれてくれただけでもよかった」と思っていたのが、だんだん「こうなってほしい。ああなってほしい。」とSちゃんに期待をかける気持ちが強くなるばかり。期待を掛けすぎて、裏切られると、イライラし、怒ってしまう。

まだまだSちゃんにとってはこれから長い人生なのですから、「親の思い」を押し付けすぎず、今のうちはのびのびとやりたいことをさせて育てて欲しいです。「親のイライラ」を感じさせるのではなく、「親の愛情」をたっぷり感じさせてあげてください。

不妊治療を受け、とにかく子供が欲しいと願っていた頃、たくさんの辛い思いをした末に、Sちゃんが産まれ、「元気に産まれてくれただけでもよかった」と思っていた初めの頃の「思い」を振り返れば、今のイライラなんてきっと吹っ飛ぶことでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年7月23日 (土)

残念な知らせ

漢方を服用して1年、やっと授かった小さな命。

あまりにも小さすぎて、弱すぎて・・・、10月10日は持ちそうにない、と小さな命が思ってしまったのか、流産しやすい6週目で明るい世界に出る前に、逝ってしまいました。

「持ちそうにない」なんて思わなくてもよかったのに。

でも一度流産すると、妊娠しやすくなりますので、初めて妊娠経験された時の流産はそれほど心配されなくても大丈夫です。

妊娠して10月10日までの間、何回か流産しやすい危険な時期というのがあります。その時期は、「冷えること」「落ちるようなものに乗ること(自転車やバイク、飛行機など)」「振動などのストレスをかけること(長時間のドライブ、過度の運動など)」などに、注意してください。

特にこの時期は、外気が暑いために室内や乗り物の中は冷房によりかなり冷えています。足元が冷えないように「素足にサンダル」といった格好は、避けてください。

せっかく授かった小さな命に「危険だ」と思われないように。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年7月22日 (金)

心と体

治療に関わるようになって、「心」と「体」は決して離して考えることはできない、とますます感じるようになりました。

特に女性は、「心」が乱れると「月経周期」という体のバランスが多く乱れます。無理をすると、月経が早まったり、遅くなったり、飛んでしまったりします。その「無理」は「心」の部分で無理をしてしまった時に、多く関わるようです。

本日鍼灸治療に来られた35歳のSさんもそれが原因で、ここのところ周期が遅くなっています。原因は職場を変わり、その職場環境があまりにも酷いことに耐えられず、4ヶ月我慢したけれどもちょうど4ヶ月前より月経周期が乱れてきた、と言われています。

これにはまずは、「心」の部分の調整と、「肝経(かんけい)」と「脾経(ひけい)」の経絡の調整を行います。後は、Sさんの「心」が「その職場でも大丈夫!」と思えるようになるか、「転職するか」に掛かってきます。

「心」と「体」は一体です。「体」の異変は「心の乱れ」が関わっているかもしれません。「体」の異変を感じたら、一度自分の「心」に訊ねてみてください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年7月20日 (水)

年に数少ないタイミング

年に2、3回しか卵が出来ず、先日今年に入って初めて自力で排卵できたという記事を書いた35歳のMさん。

「いつ排卵したか不明で気がついたら高温期になっていた」というので、年に2、3回という数少ないタイミングを逃してしまったか、と懸念していたのですが、何とかタイミングを合わせることができていた様子。

それも今春より鍼灸治療に週1回のペースで来られていましたので、脈に「排卵前」というザワザワした脈が現れており、そのことをMさんに告げていたからでした。Mさんも半信半疑でしたが、「そう言われるなら!」といつもなら病院に行って、低温期の薬を注射してもらい、人工的に生理を起こさせるようにする頃でしたが、それを止めて、タイミングを取られました。

その結果、タイミングが合い、今日で妊娠6週目を迎えられました。

結婚6年目。新薬に寄る生理不順の治療を始めてから10年以上。漢方薬に寄る不妊治療を始めてから3年。鍼灸に寄る不妊治療を加えてから3周期目。

ようやく嬉しい結果がでました。長い道のりでした。もう少し早くに何かに気づいておられたら、こんなに長くは掛からなかったかも知れません。

授かった小さな命。まだまだ大きく育つには時間が掛かります。安定するまで、油断できません。まだしばらく漢方薬と鍼灸に寄る治療が続きます。

しっかり元気に育ち、来年3月に会えるように。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年7月19日 (火)

漢方薬の値段

漢方による不妊治療を1年間、続けて来られた35歳のBさん。

何とか早く子供が欲しいために、高くても続けようと無理をしてお薬を購入されていました。

「どれくらいお薬に費用が掛かるのか」はその方個人個人に寄って異なりますし、「その費用が負担になるか否か」の基準もその方個人個人に寄って異なります。

ただ、言えることは、「妊娠しやすい母体」へ近づくように、無理なく「体質改善」に至るまで治療を続けられることが大切です。続かない治療は、もしかしたらあと少しで「改善」に至ったかもしれない今までの「積み重ね」を放棄してしまうことになりかねません。

「続かないから止めよう」と決断される前に、費用の相談をしてください。「積み重ね」が無駄にならない様に費用を調整し、処方することが可能です。もちろん、初めから「予算」をお知らせいただければ、できるだけそれに合った体質改善のプランを立てます。

是非、「漢方薬は高いから」と敬遠せずに相談してください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年7月16日 (土)

流産の後

妊娠13週目で稽留流産をされた26歳Tさん。

掻爬手術を受けられて、術後順調と言われたようですが、3回目の生理から出血量がかなり多く、血の塊が出て、基礎体温表も二相性にならず排卵もされていない様子で、流産後半年経った今もまだ妊娠しないので、心配されてのお問合せです。

漢方では、月経期の出血量の多さや塊は、「お血(おけつ)」として捉え、子宮内に古い血や汚れたものが溜まっているとみなし、十分な排泄をするように調節します。

掻爬の際、どうしても内膜を傷つけてしまうため、「お血」ができてしまうのは仕方がありません。従って、流産後の掻爬手術をされた後は、漢方ではまずは「お血」処理を行います。

しっかり「お血」の処理をしておかないと、内膜症を起こしたりする可能性も出てきます。

基礎体温表が二相性になっていないのは、卵の育ちが少し不十分であるためでしょう。漢方にて「お血」の処理をして、卵胞期を整え、しっかり卵が育つように体調を整えることをおススメします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年7月15日 (金)

クロミッドとhcgの副作用

不妊暦3年。33歳Nさん。

無排卵のためにクロミッド1錠とhcgのホルモン剤にてタイミング療法の治療を続けておられ、その結果、最近、生理の量が減り、粘液も少なくなってきた様子。クロミッドの反応も悪くなってきたとのことで、hmgの注射も検討されています。

クロミッドの排卵誘発剤を使用すると、子宮内膜が薄くなり、頚管粘液がすくなるという副作用があります。それに加え、生理の量も減少してきます。

また、hmgのホルモン剤をされると、卵巣に対して過剰刺激になってしまいます。卵巣が腫れてきたり、酷くなると、腹水が溜まってきたりします。

現代医学では、無排卵にはホルモン治療が主体になり、その方個人の体質が無視されており、副作用が出てきます。

漢方では、その方の体質に合わせて、月経周期を整えることを第一に考え、お薬を決めていきます。神経質すぎたり、胃腸が虚弱であったり、冷え性がきつかったりと、その方の体調を整えつつ、月経のリズムを整えていくと、ホルモン治療を併用しても、漢方による治療をされる前にホルモン治療を受けられた時よりも良い反応を得ることができます。

是非、何度もホルモン治療をされても良い結果が得られない方は、漢方治療による改善をされてから、また治療を併用されてはいかがでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年7月13日 (水)

心療内科の薬

29歳のAさんからの問合せ。

5年前から「無月経」。食べたくても食べられない、胃のむかつき、倦怠感。

よく伺ってみると、身長が159cmで39Kg。5年前より何らかの原因により心療内科にお世話になり、お薬を服用し続けておられます。

不安や緊張感を和らげる「抗不安作用」、「鎮静・催眠作用」、「抗痙攣作用」としてよく使用されるお薬に「デパス」があります。

不安感や緊張感が多くあり、気持ちが落ち着かない状態であれば、このお薬の力を借りた方が良いこともあります。

しかし、これを女性が服用し続けることにより、体質が「高プロラクチン血症」に傾いてしまうという事実があり、その結果、「不妊症」を招く結果となってしまいます。

もし、ご結婚前であったり、これから出産の予定がある方は、あまり長く「デパス」を服用することはおススメできません。できるだけお薬に頼らず、自力で立ち直れるように、もっと自然の力を借りるべきです。

このAさんの場合であれば、まずは、食生活の改善を重きにし、美味しく食べられるように胃の力をつけ、食を太くすることで後天の元気をつけるように方向付けをしました。

後天の元気が心の元気を導き出してくれるはずです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年7月12日 (火)

「当帰」の名の由来

「当帰」は血を増し(補血作用)、血を巡らし(活血作用)、体を温める働きが優れているので、漢方にはなくてはならない生薬です。

「冷え性」を治す妙薬のひとつとしても知られています。

その「当帰」の名前の由来はいくつか説があり、

「不妊」で悩んでいたお嫁さんが、セリの根を煎じてせっせと飲んでいたところ、病弱な体も元気になり、子宝にも恵まれ、一時は実家に帰されていたのが当(まさ)に帰るべくして帰ったことから、この植物を「当帰」と呼ぶようになった、という説、

月経不順で「不妊症」のお嫁さんが当帰を用いると、気穴が生き生きし、月経も順調となり、生育もできるようになり、ちょうどそのあたりに夫が帰宅する(当に帰る)と妊娠する可能性が高いという話から、この植物を「当帰」と呼ぶようになった、という説、

など、少しずつ違えども、「当帰」の薬効が女性特有の生理と病理的変化に合致するために、婦人科の要薬として珍重され、「不妊症」を治すお薬には欠かせないことが名前からもわかります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年7月11日 (月)

高温期17日目

漢方服用3周期目、鍼灸治療2周期目。

初めて高温期が13日続いた43歳Kさんは、その後、高温期が17日間続いていました。やはり、妊娠の脈継続中。お薬がなくなったので来店されたのですが、妊娠チェッカーにて確認することをおススメしました。Kさんは、早速帰宅後チェッカーにてチェックをされました。

その結果を次の日に電話にて報告を受けました。

結果は「陽性」!妊娠です!おめでとうございます!

妊娠された方には、安胎のために

 * 当帰がたくさん入って補血をしてくれる「婦宝当帰膠」、

 * 補気剤の「衛益顆粒」、

 * 補腎剤の「双料参茸丸」

を服用していただいています。

これからしっかり10ヶ月間、元気な赤ちゃんをお腹の中で育てていただけるように私達もサポートしていきます。早く元気な赤ちゃんの顔を見たいですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年7月 9日 (土)

水イボ

今月より幼稚園では、プールが始まっています。

プールなどで感染してしまうのが、「水イボ」。一度うつると、知らないうちに引っかいたりして、その汁が飛び、違うところにまた出来てしまいます。これを防ぐには、爪をよく切っておくことが重要です。

幼稚園では、他の園児に移さないように水イボが出来ている子供は、プールが始まるまでの時期に、皮膚科に行って、取ってくるように言われます。通常は、皮膚科に行くと、ピンセットで水イボをつまんで取られます。

ただ、この行為はピンセットで皮膚をつねられるのと同じですから、とても痛いものです。皮膚科に寄っては、絆創膏タイプの麻酔テープを治療の1時間前に、ピンセットでつまむ水イボに貼ってくるよう言われます。これですと、テープを貼った部分は麻酔が聞いているのでそのままするよりも痛くないですが、やはり痛い様子。

これが、その麻酔テープを貼ったところは、「お灸」だとそれほど熱く感じないようです。親玉の水イボにお灸をすると、汁が飛び散ったりして他に移ることもなく、完治します。麻酔テープがあれば、是非お試しください。

ただこれは漢方にて治すにはプールまで時間がない場合で、通常は、ヨクイニンなどで内から治していきます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年7月 8日 (金)

自力で排卵

この春より漢方治療に加えて鍼灸治療をされている35歳のMさん。漢方はMさんに合わせた煎じ薬を服用されています。

20代の頃よりお薬なしでは、生理が来ません。要するに「無排卵」です。

無理にお薬で生理を起こさせて、内膜を綺麗にし、何とか自分で卵を作れるように調整をするのですが、卵ができるのも年に2、3回だけ。今年に入って1回も排卵せず、従って、自分で高温期も作れない状態が続いていました。

鍼灸治療を加えて3週期目。

そろそろ病院に行って、また高温期のお薬をもらいに行こうとしていた矢先、体温が高温に!

「あれ?いつ排卵したのかな?」

今回も排卵しないものだと諦めていて、排卵に気づかず、高温期になってしまいましたので、今回はタイミングは合わせられませんでした。

しかし、今年になって初めて自力で卵を作り、排卵し、高温期ができたので、徐々に体質が改善してきていると言えるでしょう。

この調子で、来週期も自分で卵を作ってほしいものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年7月 5日 (火)

男性が7割

「不妊」というと、原因は女性にあるものと思われがちです。確かに「子宮後屈」「子宮後傾」「子宮内膜症」「卵管閉塞」などは、女性に原因があります。

しかし実際には、女性には西洋医学的には何も問題ない場合、男性の方に問題があることが、現代の「不妊」の原因の7割を占めていると言われています。

男性の場合は、現代人の多くは「腎陽虚(じんようきょ)」が強く出ています。「腰痛持ち」、「色白」、「冷え性」で、「精子の数が足りない」タイプです。

そういった「数には問題がない」場合は、「肝陽虚(かんようきょ)」であることが多くあります。これは、「ビールをよく飲む」、「油っこいものをよく食べる」、「野菜不足」であるタイプです。

どちらにせよ、隠れた「冷え」を取り、血の循環を良くするように、「漢方」や「鍼灸」では治療をします。

決して女性ばかりに原因があるわけではないことを、理解してください。その上で、夫婦揃って「不妊治療」に取り組み、協力しあうことが大切です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年7月 4日 (月)

初めて高温期が・・・

漢方を服用されてから3週期目の高温期を迎えたKさん。ちょうど1ヶ月前からは鍼灸治療による改善も併せてされています。

本日、高温期13日目。ちょうどお薬がなくなってしまったので、来店。

もし、今週末にお薬がなくなる予定であり、今週末に高温期が続いているようであれば、もしかして妊娠の可能性があると期待できたのですが、本日は13日目であるため、判断しかねました。

確かに滑脈は出ているのですが、これは妊娠時に限らず、排卵期から生理前まで出る脈ですので、今の時点でははっきりと判断できません。今週いっぱい様子を見ていただくことになりました。

ただ、Kさんは、今まで高温期は10日間しかなかったそうです。それが今周期に入り、13日目まで続いていることは初めてだと言われました。

本来は、高温期は14日程あるべきであり、Kさんが今まで10日間しかなかったということは問題であったのです。漢方治療を始めて3週期目で、高温期の改善が見られました。

また、Kさんは「気持ち」に大きく左右されるタイプ。このような方は、イライラしたり、眠りが浅くなったり、その結果、肩や頚のこりが酷くなりがちです。

その部分は、お薬相談の際の「カウンセリング」と1ヶ月前より始めた「鍼灸治療」により、かなりの改善が見られます。

気持ちがゆったりするようになった結果、高温期も改善し、Kさんの体は「妊娠しやすい母体」へと一歩近づいたと言えます。今周期が駄目でも次周期は「また一歩」近づくことでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年7月 2日 (土)

不妊治療の治療費

高度医療の「不妊治療」は、健康保険が適用されない自由診療のため、治療費の負担は重いものです。

今までなす術もなく、子供が授からなかった夫婦にとっては、希望の医療と言えますが、やはり、治療費の負担が気になるところでもあり、本当に自分にとってこの医療が必要なのか、不安な面もあるでしょう。

そんな方に嬉しい情報をお知らせします。

最近は、ホームページを通して、治療費の明細や治療実績を公開する不妊医療専門の医療機関が増えています。また昨年には、全国の14施設が「治療の質の確保」や「患者の満足度の向上」を目指して、「日本生殖補助医療標準化機関(JISART)」を結成したように、どんどん「不妊治療」を支援する質の良いシステムが作られつつあります。

これらの情報を元に、早くに「自分に合った医療」と「クリニック」に巡り合ってください。クリニックによって、治療内容や受診期間にかなりの差があり、必然的にそれにかかる費用もjかなりの差が生じてきます。

現在「不妊治療」を受けられている方も、今一度、「治療について」見直されてはいかがでしょうか。

もちろん、高度医療の「不妊治療」だけでなく、漢方による「不妊治療」にもかなりの差があります。

漢方に関しては、しっかり夫婦の体質を中医弁証論に基づいて把握し、処方してくれるところをオススメします。体の変化を聞かずに何周期も同じ処方をするようなところはオススメできません。体はどんどん変化していくものです。その変化に合わせて処方を変えてくれるようなところを見つけてください。

どちらにせよ、「体の変化をしっかり確かめてくれる」クリニックや漢方薬店に巡り合ってください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年7月 1日 (金)

漢方薬の飲み方

周期療法をされているAさん。

せっかく周期に合わせてお薬を処方されているのに、お薬の飲み方に少し間違いがありました。

* 朝、お薬を飲む前にまずは、モーニングコーヒーを。

* 最近暑くなってきたので、お薬は冷たいお水で。

* 煎じパックも少し冷やして。

このような方法で漢方薬を服用されていては、効くお薬も半分くらいしか効き目がないものです。

基本的に、漢方薬は「~湯」と記されているように、煎じて服用するので温かいものです。従って、漢方薬は、例え錠剤やエキス剤であっても、お湯で服用していただくのが一番です。溶かして服用する場合も、お湯で溶かすのが良いです。

暑い時期だからといって、決して冷やしたりして飲まないようにしてください。せっかくのお薬が台無しです。

また、口直しのためにコーヒーを飲むということも避けてください。コーヒーのような性質の強い飲み物は、それ自身も薬効の作用があるために、漢方薬の薬効を阻害することもあるかもしれません。

例えば、「冷え性」で、「暖める作用のある漢方薬」を飲んでいるのに、「コーヒーを飲む」ことは、「反対の作用」になっています。

せっかくお薬を飲むのですから、その性質を良く知り、自分自身の生活を振り返り、体が悪くなるような間違った生活習慣の改善も是非心がけるようにしてください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2005年6月 | トップページ | 2005年8月 »